2019/05/01 16:33

今回紹介する商品はヘネシー VSOPです。

ヘネシーと言えば日本においてカミュ・レミーマルタンと並ぶ3大メーカーと言われております。


ブランデーメーカーとしての歴史は長く、1765年にリシャール・ヘネシー氏により創業されました。ヘネシーのライナップは全てコニャックブランデーで、フランスコニャック地方の高大なブドウ畑から取れたブドウを原料として作られています。

ブドウ畑のランクとしてはグランドシャンパーニュ、フィーヌシャンパーニュが多く見られます。

コニャック、アルマニャックではブランデーの熟成年数を「コント」で表します。

蒸留されたブランデーが樽に入って1年目はコント0。樽に入って2年目はコント1。3年目はコント2・・・と増えていきます。コニャック・アルマニャックにおいてはコント4以上(熟成5年目以上)の熟成年数を経たブランデーがVSOPクラスを名乗ることができます。

製品としてのブランデーは色々な樽から様々な熟成年数のブランデーがブレンドされています。ブレンドされたブランデーの中で最も若い熟成年数を基準にしてVSOP等のランクが決められます。

一般的にコニャック・アルマニャックのVSOPは平均的に熟成年数7~10年のブランデーがブレンドされているものが多いです。VSOPクラスのブランデーは熟成年数としてはXOクラスと比べ、まだまだ若く、まろやかさやコクはXO程感じない場合があるかもしれません。

その代り、比較的シャープな味わいが多いのも特徴です。またXOクラスよりも価格が安いので、よいVSOPを選ぶことができれば大変コストパフォーマンスよくブランデーを楽しむことができるでしょう。

他の2つのメーカーに比べると爽やかな香りが売りのメーカーなので初心者の初めての1本としてや慣れてきた方の普段飲み等幅広く楽しめる1本だと思います。


令和になり最初のお酒に是非コストパフォーマンスの高い子のお酒を是非!